キトラ古墳 & 阿波野青畝

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キトラ古墳
6月16日まで明日香村の「キトラ古墳」が、公開されるというので見学に行きました。
ついでに奈良県出身の俳人・阿波野青畝の生家へも。


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石室
キトラ古墳は、7世紀末~8世紀初め頃に作られた古墳で、小さな二段の円墳です。
石室の東壁に青龍、西壁に白虎、南壁に朱雀、北壁に玄武が描かれていました。
これら四神の下には、獣頭人身の十二支、天井には現存最古の本格的な天文図が描かれています。

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(左)東壁の青竜    (右)西壁の白虎


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(左)南壁の朱雀     (右)北壁の玄武


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壁を剥がす為の特注の道具
石室内の壁画は、平成22年までに全て取り外され、平成28年まで修理作業が行われました。壁画の取り外しに際しては、慎重にも慎重を期し、特注の機械を用いて作業が進められました。

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土佐街道
六世紀の初め頃、大和朝廷の都造りの労役で、古里土佐国を離れ、この地に召し出されたものの、任務を終え帰郷するときには、朝廷の援助がなく帰郷がかなわず、この地に住み着いたところから名付けられました。
昼食は、「のこのこ」というカフェで摂ることにしました。


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(左)「のこのこカフェ」の外観    (右)「のこのこカフェ」の内部

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ランチ
・プリプリえびかつスイートチリソース添え・四川風麻婆なす
・鶏しんじょうと新じゃがの煮物・のこのこ特性ごま豆腐・サラダ
・あすかの古代米ごはん・お味噌汁・グレープフルーツゼリー


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土佐街道にある植村家長屋門
近世武家屋敷表門の遺構を残している貴重な建物です。
当時は、城代家老の役宅であったが、現在は旧藩主植村氏の住居となっています。


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阿波野青畝の生家付
阿波野青畝(1899~1992)は、奈良県出身の俳人です。
生家を訪ねてみましたが、土佐街道から更に山道を登る相当に草深い田舎でした。
緑が豊富で、水がきれい、歩くと老鶯がさえずる。こんな環境で生まれたら良い俳句が出来そうです。

虫の灯に読み昂りぬ耳しひ児  阿波野青畝(大正6年、18歳作)

・中学を卒業する前のこと、進学に大きな障害となる耳の不自由ということで、前途暗澹はなはだしく、苦悩した。ほとんど捨鉢な気分を出して色々な本を読みまくった。
人が嫌いで読書の鬼となれば。多少気も落ち着くかと。

供藷眼耳鼻舌身意も無しと  阿波野青畝(昭和20年、46歳作)
(そなえいも げんじびぜっしん いもなしと)

・「無眼耳鼻舌身意(むげんにびぜっしんい)」とは、般若心経で、眼・耳・鼻・舌といった感覚器官も身体や心もないこと

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(左)阿波野青畝の生家(門)   (右)阿波野青畝の生家(庭)

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