核って、そもそも何?

ロウハニ.jpg

新聞を読んでいると、「北の非核化」とか、「イランの核合意破棄」とか、
「核」という文字が、すぐ目に飛び込んで来ます。
まるで核を中心に世界情勢が、動いているかのようです。

では、「核って、そもそも何?
私は、孫に聞かれて十分な説明をする自信がないので、この際に「核」について、頭の整理をすることにしました。


原子爆弾には2種類ある
・広島(リトルボーイ)はウラン型。
・長崎(ファットマン)はプルトニウム型。
この2種類は、原理が異なっている。

原子核、陽子、中性子
・全ての物質は、分子から構成されている。
・分子は、原子から構成されている。
・原子には原子核が入っている。
・原子核は、複数の陽子と複数の中性子が集まって出来ている。
・物質によって陽子と中性子の数は異なっている。
・ウランには、外から中性子が飛び込むと、原子核が分裂するタイプがある。
・原子核が分裂すると、そこから中性子が飛び出し、次の原子核が分裂する。
・この原子核の分裂が連鎖的に発生し、熱や放射線を発生させる。
・この核分裂の際の莫大なエネルギーを、原電や、原子爆弾に利用するのだ。

ウラン型原子爆弾
・自然界には、ウラン鉱石というものがある。
・ウランには、「ウラン238」と「ウラン235」の2種類がある。
・「ウラン238」は。
  陽子92個+中性子146個から構成され分裂しにくい。
・「ウラン235」は。
  陽子92個+中性子143個から構成され分裂しやすい。
・「ウラン鉱石」は。
  0.7%の「ウラン235」、99.3%の「ウラン238」から成る。
・ウラン型原爆の作成に際しては、ウラン鉱石を粉末にし、更にガス化する。
・「ウラン235」は、「ウラン238」より、中性子3個分軽い。
・ガス化したウランを遠心分離機にかけ「ウラン235」を中心部分に集める。
・「ウラン235」を集めて、個体に戻す。
・「ウラン235」は、46.5kg以上集まると「臨界」に達し、爆発する。
・「ウラン235」を半分に分け、火薬を入れ、起爆装置を設置する。
・半分の「ウラン235」に衝撃を与えて、一緒にすると原爆が爆発する。
・ウラン型原爆を爆発させるのは、技術的には簡単である。
・「ウラン235」1gで石油2,000リットル分に相当するエネルギーを発する。

プルトニウム型原子爆弾
・プルトニウムは、自然界には存在せず、使用済み核燃料から生成される。
・プルトニウムは、ウランに比し、ごく僅かな量で核分裂を始める。
・プルトニウム型は、ウラン型に比べ、細かく均等に分けて作る必要がある。
・小分けにしたプルトニウムの周囲に火薬を入れ、起爆装置を設置する。
・このプルトニウムの全てが、同時にぶつからなければ爆発が起きない。
・0.1秒でもずれると、原爆として機能しない。
・プルトニウム型原爆を爆発させるのは、技術的に非常に難しい。

ウラン型原爆とプルトニウム型原爆の比較
・ウラン型は、遠心分離機があれば作成可能で、地下で作成が可能である。
・ウラン型原爆は、技術的に容易であり、核実験が不要である。
・プルトニウム型は、原発から使用済み核燃料を取り出す為、衛星で監視可能。
・プルトニウム型原爆は、技術的に難しい為、核実験が必要である。


核保有国の中には、数十個~数千個の核兵器を持っている国もあるらしい。
一体、そんなに沢山持ってどうしようというのでしょうか。
「相手が、地球を10回壊せるなら、自国は20回壊せる力を持ちたい」
何という無意味な競争をやっているのでしょうか。
いい加減に目を覚まして欲しいものです。


昨日食べた、インドカレーは美味しかったです。
インドカレー.jpg

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