総理大臣って、そもそも

伊藤博文.jpg

もうすぐ参議院選挙ですね。
参議院ですから、政権選択の選挙ではありませんが。

安倍総理の長期政権が続いているので、今日は「総理大臣」というものについて、調べて遊んでみました。(脳ミソの活性化が目的です)

(その1)歴代総理は何県産か?


歴代の総理大臣は、何県の出身者が多いのか。県別に分類集計してみました。

☆結果は、次の通り☆
9人
山口県:
   伊藤博文、山縣有朋、桂太郎、寺内正毅、田中義一、
   岸信介、佐藤栄作、菅直人、安倍信三

5人
・岩手県:
   原敬、斎藤實、米内光正、東條英機、鈴木善幸
・東京都:
   高橋是清、近衛文麿、吉田茂、鳩山一郎、鳩山由紀夫

4人
・群馬県:
   福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三、福田康夫

3人
・石川県:
   林銑十郎、阿部信行、森喜朗
・岡山県:
   犬養毅、平沼騏一郎、橋本龍太郎
・鹿児島県:
   黒田清隆、松方正義、山本権兵衛
・京都府:
   西園寺公望、東久邇宮稔彦王、芦田均
・広島県:
   加藤友三郎、池田勇人、宮澤喜一

2人
・愛知県:
   加藤高明、海部俊樹
・熊本県:
   清浦圭吾、細川護熙
・島根県:
   若槻礼次郎、竹下登
・福岡県:
   広田弘毅、麻生太郎
・千葉県:
   鈴木貫太郎、野田佳彦

1人
・大分県:村山富市
・大阪府:幣原喜重郎
・香川県:大平正芳
・神奈川県:小泉純一郎
・高知県:濱口雄幸
・佐賀県:大隈重信
・滋賀県:宇野宗佑
・徳島県:三木武夫
・栃木県:小磯国昭
・長野県:羽田孜
・新潟県:田中角栄
・福井県:岡田啓介
・山梨県:石橋湛山
・和歌山県:片山哲

☆感想☆
・薩長のうち、長州は9人だが、薩摩は3人と。意外に少ない。
・岩手県が5人と大健闘している。小沢一郎氏も惜しかったですけど。
・東京、京都は、当然多いが、群馬、石川、岡山、広島あたりが健闘。
分類はしたものの、判断の難しい人もいました。
 例えば;菅直人(出生~高校まで山口、本籍は岡山)、山口に+1
 細川護熙、(出生や育ちは東京だが、熊本の殿様)熊本に+1
・我が故郷の熊本は:
 細川の殿様を入れても2人だが、臨時総理に内田康哉がいますよ


(その2)臨時総理のこと


内閣の最高権力者である総理大臣に一時的な欠員が生じた場合、臨時総理が立ち、ワンポイントリリーフ役を果たす訳だが、過去にどんな理由で、何人くらいの臨時総理が出ているのだろう。

結果は、次の通り
・三條實美(1889/10/25~1889/12/24):
 大隈重信が玄洋社の団員に爆裂弾を投げられ重傷を負った為、黒田清隆が辞職

・黒田清隆(1896/8/31~1896/9/18):
 伊藤博文が単独で総理を辞任した為

・西園寺公望(1900/11/27~1900/12/12):
 伊藤博文の病気療養の為

・西園寺公望(1901/5/10~1901/6/2):
 伊藤博文が単独で総理を辞任した為

・内田康哉(1921/11/4~1921/11/13):
 原敬が暗殺された為

・内田康哉(1923/8/24~1923/9/2):
 加藤友三郎が病気した為

・若槻礼次郎(1926/1/28~1926/1/30):
 加藤高明が病死した為

・幣原喜重郎(1930/11/14~1931/3/10):
 浜口雄幸が銃撃による負傷で執務不能になった為

・高橋是清(1932/5/16~1932/5/26):
 五一五事件で犬養毅が暗殺された為

・後藤文夫(1936/2/26~1936/2/28):
 二二六事件で岡田啓介が消息不明となった為

・岸信介(1957/1/31~1957/2/25):
 石橋湛山が脳梗塞で執務不能になった為

・伊藤正義(1980/6/12~1980/7/17):
 大平正芳が死去した為

・青木幹雄(2000/4/3~2000/4/5):
 小渕恵三が脳梗塞で執務不能になった為

麻生太郎.jpg
今日現在、我が国では、どんな規定になっているのか
内閣法第9条で、「内閣総理大臣に事故あるとき、又は内閣総理大臣が欠けたときは、その予め指定する国務大臣が、臨時に内閣総理大臣の職務を行う」としている。

 ところが。
小渕総理が突然倒れた時は、その指定がされていなかったので大慌て。
このときは青木幹雄・官房長官が、「入院中の小渕総理から指名された」として、臨時代理に就任しましたものの、意識不明の小渕総理からの指名というのは、ちょっと苦しい。
青木幹夫.jpg
このため、森内閣からは、組閣の際に内閣総理大臣臨時代理の就任予定者をあらかじめ順番に5人指定しておくのが慣例となっている。

原則として内閣官房長官が1位となるのだが、特に「副総理」を置いた場合は、副総理が1位となる。

今日現在の継承順位だと、次の通りになる。
第1位:麻生太郎・副総理
第2位:菅義偉・官房長官
第3位:茂木敏充・経済再生担当大臣
第4位:鈴木俊一・五輪担当大臣
第5位:河野太郎・外務大臣      

米国では、どんな規定になっているのか

大統領継承法」によれば、大統領→副大統領→下院議長→上院仮議長→その次からは内閣の閣僚を所轄省庁の設立年の古い順に並べ、継承順位を第17位まで定めている。
(*)上院仮議長=上院議長は、副大統領なので、そうなるらしい。
ペンス.jpg
―END-

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